1Passwordは登録したログイン情報を使って、そのサイトに自動ログインすることができます。自動ログインとは、1PasswordがユーザーIDとパスワードを自動で入力してくれ、サイトにログインできる機能です。ログインの度にパスワードを調べたり、入力したりする必要がなく手間が省けます。ココではiOS版の1Password搭載されている「1Browser」という内蔵のブラウザ使った自動ログインを紹介します。
自動ログイン
1Passwordを使って目的のサイトにログインするには、まずはログイン情報を登録しておく必要があります。ログイン情報の登録については「ログイン情報の登録【iOS】」を参考にしてみて下さい。
ログインを指定して自動ログインする方法
それではまず1Passwordを起動してロックを解除します。次に画面下にあるカテゴリーをタップし次にログインをタップします。
ログインの一覧が表示されたら中から目的のログインを選んでタップします。今回はTumblerに自動ログインしてみます。
ログイン情報が表示されたら、ウェブサイトをタップします。すると内蔵ブラウザに画面が切り替わりログインされた状態でサイトが表示されます。以上で自動ログインは完了です。非常に簡単にログインできる便利な機能です。
注意点としては、今回のようにログイン一覧から目的のログインを選択してサイトに自動ログインする方法は、1Passwordの内蔵ブラウザである「1Browser」でしか利用できません。iOS8からはSafariとも連携できますが、今回のような自動ログインはできず、使い勝手は少し異なります。
サイトを表示してからログインする
1Passwordの内蔵ブラウザを使ったログイン方法には、もう1つ別の方法もあります。
それは、あらかじめサイトを表示した状態で、マッチしたログイン情報を入力してログインする方法です。
まずは内蔵ブラウザ「1Browser」を開きます。1Browserはウェブブラウザとしては機能的に充分とは言えませんが、検索してサイトを閲覧することはふつうに可能です。今回もTumblrを例にしています。
Tumblrのサイトが表示されたら、ログインをタップしてログインページを表示します。(サイトによってはページは異なると思いますが、要するにユーザーIDとパスワードの入力フィールドがあるページを表示させましょう。)ログインページが表示されたら、画面下にあるカギマークをタップします。
すると、現在表示しているサイトに応じたログインだけが表示されているので確認してタップします。画面が切り替わってユーザーIDとパスワードが入力され自動でログインされます。
以上でサイトを表示させてからログインする方法でした。ただ、前半に紹介したログインを選んでからサイトに自動ログインする方法がある以上、サイトを表示してからログインする方法はあまり実用的はないような気もします。しかし、Safariと1Passwordを連携する場合も同じような手順となるので、覚えておいても良いと思います。
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